2018年10月

皆さま

いつもお世話になっております。tezomeya店主です。

お天気の日中はまだポカポカしますが、朝方や夕方はめっきり涼しくなり、
気温の変化に鈍感な当方もさすがに一日中半袖Tシャツで過ごすのは難しい季節となりました。

少々前の話になりますが、9月の中旬、仕事で9日間スウェーデンに滞在致しました。
5つのワークショップ、2つのレクチャー、そしてプレゼンを1つして参りまして、まぁ自分のpoor Englishぶりに辟易した出張だったのですが、
初スウェーデン(というか初の北欧)ということもあり、いろいろ新しいことを観て聴いてびっくりしてきました。

もちろん天然染料関連のお話しもあるのですが、またそれはいつか別の機会にさせて頂くとしまして、今日はひとつ、皆さんが一番気になる「お金」の話をば。
ストックホルムに8日滞在、そしてヨーテボリに日帰りで1日行ったのですが、この9日間を通して、実は当方1回も・・・

・・・・とマクラは後回しに致しまして、本日は恒例の秋冬展示受注会、そしていくつかイベントのお知らせです!

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◎―東京での秋冬展示受注会が来週金曜日からスタートします!―◎

●日時: 2018年11月2日(金)~4日(日)
●場所: 新宿 京王プラザホテルの一室

※お越し下さる際はホテルのロビーから部屋番号宛に内線電話頂くか、店主携帯にお電話下さい。
※お部屋番号は2日(金)14時頃からHPトップページ、ブログページ、facebookなどでお知らせいたします。

↓↓詳しくはこちら↓↓

tezomeya秋冬展示受注会 at 新宿京王プラザホテル

2014年より開催いたしておりますホテルの一室を使っての秋冬物受注会、今年も開催させて頂きます。
今回で5回目、毎年この時期に合わせて新作サンプルを作りあげることが、晩夏~秋のtezomeyaの楽しみの一つとなっております【^^】。

今シーズンの新作は3つ!
★熊さんみたいな裏毛の吊編み生地で作った、あったかぼっかりサイズのメンズタートルプルオーバー
★同じく熊さんみたいな生地の、レディスタートルあったかプルオーバー
★気軽に羽織れるニットのレディスカーディガン

そしてそして、今回の目玉は、刺繍作家 橋本桂子さんによる
『弥生絵画刺繍』とtezomeyaアイテムのコラボデビューです!!
上記の紹介ページではまだ1柄しか紹介できておりませんが、展示会場には12柄以上の2000年近く前のおもしろかわいいイラストが、橋本桂子さんの手刺繍でtezomeyaアイテムに蘇ります。
3日(土)は橋本桂子さんご本人も会場にご滞在予定です。

また、恒例のお値打ち品もお持ちいたします。
お値打ち品は“持ってけドロボー”状態ですので売り切れ御免です。

皆様のご来場、心よりお待ちいたしております!

↓↓詳しくはこちら↓↓

tezomeya秋冬展示受注会 at 新宿京王プラザホテル

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◎―京都の無印良品さんで染めと色のお話しします!―◎

『色と私たち ~色と草木と染めの話~』
●日時:2018年11月10日(土)11時スタート、13時半スタートの2部制
●場所:イオンモールKYOTO2階 無印良品様イベント会場

↓↓お申込・詳細はこちら↓↓
https://www.muji.com/jp/events/14453/

無印良品 イオンモールKYOTO店様で恒例になっているtezomeyaのワークショップ。
9月のイベントが台風で流れたため、11月に仕切り直しで開催させて頂きます。

5月に開催した理科っぽいお話とは違って、今回は染と色の話です。

色が美しい、ってどういうことなんだろう。。
昔の人ってどんな色を着ていたんだろう。。

そんなお話しを簡単にできればと思います。
今回も無印良品さんのご厚意でなんとご参加無料です!

残り席、まだまだございます。もしよろしければ是非ご参加お待ちいたしております!

↓↓お申込・詳細はこちら↓↓
https://www.muji.com/jp/events/14453/

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◎―大分で天然染料のお話をさせて頂きます―◎

『大分で採れる天然染料をめぐる文化と科学』
●日時:2018年11月22日(木)18:30~20:30
●場所:大分市 J:COMホルトホール大分 302会議室

↓↓詳細はこちら↓↓
https://www.facebook.com/events/471506630004813/

いつもお世話になっている大分大学の都甲由紀子先生に今回もお声掛けいただき、大分ゆかりの天然染料の話をさせて頂きます。
アカニシ、そして櫨を中心に、染料とその染め色の解説などをする予定です。
もしよろしければ是非ご参加お待ちいたしております!

↓↓詳細はこちら↓↓
https://www.facebook.com/events/471506630004813/

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◎―12月に今年も米国西海岸のオークランドでワークショップイベントしてきます!―◎

★Easy One-Pot Natural Dyeing
Saturday 8th December 2018 11:30 – 15:30
↓詳細はこちら↓
Easy One-Pot Natural Dyeing the Tezomeya Way with Masaaki Aoki – Saturday, Dec 8

★The Royal Purple: Learn to Dye with Gromwell
Sunday 9th December 2018 11:30 – 15:30
↓詳細はこちら↓
The Royal Purple: Learn to Dye with Gromwell the Tezomeya Way with Masaaki Aoki – Sunday, December 9

昨年に引き続き今年もオークランドの A Verb for Keeping Warm さんでワークショップを開催させて頂けることになりました。
ベイエリアなど西海岸にお住いのお友達ご友人など、もしよろしければ是非ご紹介いただけましたら幸いです。

また、12月のほぼ同時期にサンフランシスコのセレクトショップでのポップアップストア開催も企画進行中です。
こちらも来月お知らせいたします!

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・・・・続き
1回も、本当に1回も、現金を手にするどころか、目にしたことがありませんでした。
もちろん、普通に消費活動はしていましたよ。
飲み食いもお店やスーパー、屋台、いろんなところでさせて頂きました。
ですが、その支払いの全てがカード。うわさには聞いておりましたが、びっくりしました。

北欧は世界でもカード決済化が進んでいる地域で有名ですが、その中でもスウェーデンはトップ。
世界で最もカード社会になっているのがスウェーデンだそうでして、その噂は知っていたので、今回の仕事の招聘先のスウェーデン人に渡航前に聞いてみたんです。
「現金、いくらくらいクローネにして持って行ったらいいと思いますか?」って。
そしたら、「全然いらないよ♪ クレジットカードだけ持って来てくれれば大丈夫!」
とのこと。本当かな、と思いながら、その言葉を信じて現金を一切持たずにストックホルムに乗り込みました。

結果はアドバイス通りでした。全く現金を出すところが無い。
と言いますか、「現金お断り」という店をいくつか見かけるくらい、全てカードでした。
なにせ、地下鉄の有料トイレもカード払い用の機械しかないんですから。

びっくりしたのが、カードで割勘です。
1日目のワークショップが終わって、招聘先の人たちやその友達と5人で、バーに行ったんです。
その前日にはウェルカム宴会でおごってもらってたので、「今日はちゃんと払うから!」と、皆さんに言ったのはいいけど、現金持ってないから割勘分が払えない・・。
隣に座ってるAnnaに、
「ねぇ、現金持ってないけど(っていうか誰も持ってないと思うんだけど)、どうやって支払いをshareしたらいいのかなぁ・・?」
って聞いたら、
“No problem! Just put out your card at the payment.”
って言われました。

宴会がお開きになると、店員を呼んで締めてもらいます。
そうすると、店員が全オーダー分の明細入りのレシートとペンを持ってきます。
その間に、皆が自分のカードをめいめいテーブルに出します。
で、みんなで明細入りレシートを覗きながら、あ、これアタシ、とか、これは君だね、とか言いながらiphoneの電卓アプリで計算していって、レシートの裏に、おのおのの呑み食い金額とそのファーストネームを書いていきます。
そして、その裏書きレシートとみんなのカードを一緒にトレイに乗せて、また店員呼んで渡します。
すると、5人分のレシートとカードがそれぞれクリップに留まってトレイに乗って返ってくるので、それぞれ自分のレシートに署名してカードを持ち帰る、というしくみ。

こんなことがストックホルム滞在中何回も何回もありました。
まぁ、考えてみれば至極まっとうな事なのですが、たぶん、これ日本でお願いしたら、お店の人にあからさまに嫌な顔されそうですよね。

と、万事このような感じで全てカード。
レシートがガンガン増えて、お財布はカードと大量のレシート入れと化してゆきます。
キャッシュオンデリバリーなバーだと一杯ごとにレシート。まぁこれはこれで面倒だな、などと思ったりもしました。
そんなこともあってか、「このグラスはアタシがおごるわ!」とか、「じゃ、次は俺が持つよ!」なんて感じで、安いおごりおごられが増えるという感じでもあります。

そして、クレジットカードだけでなく、色々なところでキャッシュレスが進んでおり、お買物だけでなくて、給料、税金、全てがカードもしくは銀行オンラインだそうです。
スウェーデンは他の北欧に比べ寛容な移民政策で有名ですが、この流れの一つが、
「銀行口座とカードを持てば、国籍なくても各種保険や国民年金的な制度に全て加入できる」
というもの。
スウェーデン人でなくても、口座とカードがあれば、健康保険だけでなく失業保険も普通にもらえるし、外国人労働者だからと言って労働基準法の適用差別などは一切ないとのことです。

逆に言えば、銀行口座とクレジットカードがIDみたいなもんでして、銀行口座とID的登録情報が完璧にヒモ付けされています。
日本で言うと、住基ネットデータに銀行口座とカード番号がくっついているみたいなもの。
税金は全て銀行引落なので、税金逃れができない(しちゃダメですけどね)し、カード引落や税金引落の時に残金が無いととたんにカード無効になります。
これ、すなわち「生活するな!」です。
スウェーデンでカード無効になると本当に何もできなくなります。
なにせ、外でトイレにも行けなくなるのですから。
コンビニで水も買えません。

便利だけど、なにやらすごいな、と思いました。

そして、改めて思ったのは、お金とは、まったく実質的なものではないんだな、ということ。
誰が言ったか忘れましたが、「経済学とはつまるところ集団行動心理学の一形態である」という言葉を思い出しましたし、
「仮想通貨」というものが昨今流行りですが、そもそも通貨自体が“仮想実体”なんだな、と改めて思いました。

いや、お金は大事ですよ。お金が無いと、tezomeyaの吊オーガニックコットンTシャツ用の吊編み天竺も仕入れられませんから。
でも、お金は、少なくとも私たちにとってはモノを作るために必要な多くの道具の中の一つでしかなくて、それが直接的にいつも素晴らしい価値を与えてくれるものではないです。
1万円札を熱湯に入れて煮出しても良い染液は得られないですし、千円札を燃やしてもたいした火力にはなりません。
もっと別の使い方をしないといけません。
そしてその使い方はあまり無限にはなさそうです。その時々で使い方を考えなければ、何の意味もないものです。
ほら、“道具”とおんなじじゃないですか?

そんな、当たり前のことを、改めて気づかさせてくれる、ストックホルムのカード事情でした(笑)。

・・・以上、マクラとお知らせ4つでした。

秋冬新作、良い感じに続々と仕上がってきていて、番頭も店主も大満足です。
新宿での展示会、是非是非遊びにいらして頂ければと思います!

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店主 青木正明

〒604-0983
京都市中京区麩屋町通夷川上る笹屋町456-2F

TEL 075-211-1498 FAX 075-200-3877

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