tezomeya ブログ

tezomeya日記

生き物を観察するというコト

今日はちょっとショックなだったことを。

前回にお話ししていたアゲハのさなぎ
なんか、知らないうちに孵ってしまいました・・・

それも、3匹とも。

一応、朝夕毎日チェックしていたんですが、
夜の内にアゲハになっちゃったらしく
さなぎ君はもぬけの殻になっていました。

まぁ、でも、さなぎ君にしてみれば
じろじろ見られてキンチョーしながら羽化するのも
とっても可愛そうでしょうし、
彼らにとってみればとってもよかったんだろうね、
と息子と話ししました。

昔、徳島でウミガメの産卵を見たことがあるんですが
あの惨劇(?)をふと思い出しました。
あれ、ほんとにかわいそうだったもの。

ウミガメ監視員なる方がいらっしゃって
毎晩浜辺をチェック。
産卵しにきたお母さんカメを発見すると
無線で近所の旅館に一報をいれます。

すると、旅館の館内放送が響きます
「只今ウミガメが上陸しました!
皆様、気をつけて浜までいらしてください」
って・・。

で、浜に行くと、監視員の方がもう準備万端整えてます
カメの周りには柵があって直接さわれないようになってて、
顔とお尻のあたりにスポットライトが当てられてて
よぉく見えるように演出されてるんです・・・。
何がって、たまごが出るところと
お母さんカメが涙ながすところ。

ほんとに涙流してました、カメさん。

で、みんな、
「すごいねぇ、神秘だねぇ」
とか言いながら、感動してました・・

うーん、いいんだろうか、これで・・・。

最後、たまご生み終って、カメさんが
のそのそ浜を海に向かってはって行くんですが、
それをみんなで後から手を振ったり拍手したり
「ありがとうぅ!」とか叫んでるおばさんもいました。

うーん、ほんとにいいんだろうか、これで・・・。
かわいそうだと思いませんか?

危うくウチの家族もそれをやってしまうところでした、
アゲハのさなぎ君で・・。

まぁ、でも、そんなこと言い出したら
動物飼ってる時点でとっても罪深いことなんですけど、
ね・・。

うーん、いいんだろうか、これで・・・。

手染メ屋
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