tezomeya ブログ
いまさらレコーディングダイエット
今、店主のマイブーム(死語)は、レコーディングダイエット(これも流行終了だけど)。
例の岡田斗司夫さんの「いつまでもデブと思うなよ」、前から気になっててこないだ読んで、今更ながらそれではまったわけでございます。
この“いつデブ”(と業界では言うらしい)、中々優れものの本。
是はダイエット本という名を借りた啓蒙書ですね。
まず、最初の1章をフルに使って、
デブがいかに人生を過ごす上で絶対的不利かというのをこれでもかと客観的に論じてるわけ。
で、その後レコーディングダイエットのやり方を、ステップアップしながらその方法と効能を説明していくんだけど、とにかく随所に見られるのが「絶対に無理をしないこと」。
大事なのは痩せるために頑張るんじゃないんだって。
ただ、レコーディングすることなんだって。
え、なんか矛盾してるじゃん、って感じですよね。
いえいえ、違うんですよ。
成功したダイエットというのは、
「痩せた」という現象ではなくて、
「痩せたあとに太らない」状態なわけです。
これにはね、ナミナミならぬ努力が必要なわけですよ。
で、デブな人って言うのは、例外なく“太る努力”を惜しまずこつこつ続けてきた人なんですって。
これね、自分の食べてるものを毎日カロリーとあわせてつけると、ホント如実にわかります。
ボクは、この本読むまで「ボクは太る体質なんだ」と思ってました。
理由は
・胃が強い。
・でも便秘。
・特にストレスや環境で直ぐ通じがとまる。
・なんか、栄養吸収率がよさそう(何の根拠もないけど)
なんてとこ。
「あぁ、ボクって不幸な星の下に生まれたんだな・・・」なんて思ってたの。
それがね、2週間ほどカロリーつけてみてわかりました。
ただの、
た
べ
す
ぎ
でした。
そうなんですよ。ただの食べすぎだったんです。
だって、一日に3600kcalの摂ってる日なんてのがけっこうあるんですよぉ!
平気で百均のおやつイッキしてたり、お昼からコロッケ5個も食べてたり、
子供たちのスパゲティ残したのとか全部食べてあげたり、
それはまだいいけど子供に買ったおやつを隠れて全部食べちゃったり。
もう、ね、これはちょっと御所走った位ではだめですよね・・。
やせへんわ、そりゃぁ。
ホント、おやつイーティングマシンと化していたわけです。
初めて知った。
「今更なに言ってるの?」
と番頭に真顔であきれられたけど。
いや、すんません、ホント自分では気づいてなかったんです。
ボクは特異体質で太りやすいんじゃないか、なんて思ってたんですよ。恥ずかしながら。
そして、食べ過ぎていた自分にちゃんと客観的に気づくと、これがおやつ食べるの止めるんですよね。
すごい。
自分で言うのも何だけど。
こんなに間食を抑制できたのは多分生まれて初めてだ。
全然まだ自分で制限してないのに。
で、そろそろレコーディングしはじめて一ヶ月なんだけど、すでに
体重1.5kgに体脂肪率1.8%(週平均)落ちました。
まだ摂取カロリー制限してないんですよ!
今週から毎日摂取カロリーを2200calに設定して頑張るつもり。
でもね、無理はしないの。
つけることに意義があるから。
そして、カロリーをつけ続けていると、自分がデブにまい進してたことに気づくわけ。
そして、「デブはだめだ」という概念が頭にちゃんと予めあると、「こりゃだめだ」と自主規制がかかる。
というか、毎日つけてるカロリー数に対して自然と目標数値を立てたりしちゃうわけ。
それを気にするだけで、おやつを食べなくなるんですよ。
これは「あ、太るから」
ぢゃなくて、「あ、カロリー数値オーバーしそうだから」
なんです。
毎回自制するわけではない。
時々破ります。
でもね、それはいいんだと思います。
だって、カロリー数値つける前は毎回破ってたんだから。
っていうか、破ってたかどうかもわからない状態だったんだから。
で、破っても必ず数値はつける。
これが大事。
なんだそうですよ、ハイ。
いや、別にボク岡田斗司夫の回し者でもなんでもないけど、
今更ながらかなり感心してます。
目標をできるだけわかりやすく具体化するって、すごく大切だな、と。
数値化とか、文章化とか。
染めもそう。
毎日染め方法をレコーディングしてるから新しい工夫に気づく。
もう、なんでも一緒なんですよ。
すげぇ。
というわけで、目指せ72kg13%でございます。体重と体脂肪率ね。
ちなみに今は76.5kgに19.5%。
先は長い・・・。
目標に達したらトライアスロン用の自転車買うモンね!
がんばろ!
店主@手染メ屋
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