シルバーアクセ教室報告っ！

去る先月の１８日（土）と先週の１１月１日（土）の２回で開催した
「Arama Rootsさんの蝋から作るシルバーアクセ作り」の手習い教室が終了しました！

いやぁ、これ、ホント面白かったです。

募集の説明でも書いてた通りホントにシルバーアクセを最初っからつくるので
時間も手間もかかってしまって“簡単にできないシルバーアクセ”教室なんていう
あえてとっつきにくい内容になっちゃって、Aramarootsの加藤さんと
「大丈夫かな・・・」
なんて実は心配してわりには、
募集したとたんになんと２４時間以内に定員埋まっちゃって、びっくり。
これ、手染メ屋のこれまでの全てのイベントで最速です。

で、２回にわかれた作業をいろいろ見せてもらって、つくづく思った。

シルバーって、ほんっと大変なんだな、って。

とにかくね、削る、擦る、磨く、の連続なわけですよ。
結局、２日間で合計１２時間ほどみなさん削って擦って磨いてました。

失礼を省みず申し上げるならば、
その完成品のインパクトや際立つ個性に比べて

ものぉすごぉぉぉぉぉく地味な作業が延々続いて、

シルバーアクセサリーは出来上がるわけです。

僕の仕事もだいぶ地味だけど、ほら、出来上がりアイテムも地味でしょ。
だからそんなにギャップないけど（笑）、
シルバーアクセはそのギャップが大きくてびっくり。

しかも、加藤さんって偏執狂的なまでに（これほめてるつもりです）
ディティールの緻密さと完成度にこだわるので、もう、その地味さ加減ったら
恐れ入りやの鬼子母神でございます（古っ！）。

で、ワークショップ中にもその空気が随所に出てて、もちろん本気仕事モード
ではないけど（そんなことになったら生徒さんついていけないし）、ずっと
見てると、あぁ、この人こういうところに気をつけてるんだな、だから
ああいう素晴らしくクオリティの高いアクセができるのか、と納得。

ちなみに、今回は鋳造以外は全て自分でするワークショップだったから
加藤さんも仕事場の道具全部持ってきてくれました。

これ、ワークショップ中の一コマ

ちょっとわかりにくいかもだけど、机の上に所狭しといろんな機械や道具が
並んでます。これ以外にもサイドデスクとかミシン台の上とか鍋の上まで
完全に手染メ屋をジャックしておりました（笑）。

で、２日かけて皆さんが作った作品がこれ！

すごくないです！？
むちゃくちゃかっこいいっすよね！！

リングが１人、ペンダントトップが５人。どれもホントキレイにかっちょよく出来上がってました！

全く自由な状態（大きさは制限あるけど）から始めるワークショップだったからこそ
できた様々な作品たち。いやぁ、すごかったです。面白かったです。

で、皆さん口をそろえていってたのが
「たのしかったっ！」
と、
「加藤さんの作品安すぎっ！」
でした。

自分で作ってみて、シルバーアクセってどんなに手間がかかるのかわかったのよね。
ボクもわかりました。

そして、ボクが普段どんなに楽な仕事をしているのかにも気づきました^_^;。

このワークショップ、あまりに人気だったのでまた来年どこかで新たに開催します！
ご興味のある方は是非是非またご参加くださいね！

そして、Aramarootsの加藤さん、アシスタントの太田さん、本当にありがとうございました。
また次回も宜しくお願いしますね！

※Aramarootsさんのサイト
http://www.arama-roots.com//

店主＠手染メ屋
https://www.tezomeya.com/