tezomeya ブログ
みんなでレイ・ラモンターニュ
去年10月に新譜が出てるの気付いてなくて、
先月やっと手に入れた。
レイ・ラモンターニュの3枚目。
いやぁ、あいかわらずだ、この人。
ホントかっこいい。
とても年下とは思えない。
そして、とても2008年に出たアルバムとは
思えない。ほら、ジャケットも。でしょ?
一曲目のイントロなんかまんま尾崎紀世彦だよ(これはほめ言葉)。
で、最後までちゃんと意志が感じられる
とっても丁寧な音たち。
改めて感心しました。
ボクは既にオヤヂロック世代に突入して久しいので、
リアルタイムに追っかけてる好きなミュージシャンって
恥ずかしながらあんまりいないんだけど、
ここ数年追いかけてる数少ないアーティストのうちの
一人が、
このレイ・ラモンターニュ。
友人のJoeに教えてもらってから
ずっと聴いてるんだけど、
良い意味で、全然新しくない(笑)。
多分ね、どの曲も、
「これ、70年代の知られざる名録音なんだよね」
とかいって聴かせると疑いなくうなずけそうな人。
特にセカンドアルバムでびっくり。
涙が出るほど美しいCDでした。
おととしはずっとこればっかり聴いてたかも。
ファーストもかっこいいよ。
で、来日しないかなぁ、来日しないかなぁ、
ってずっと待ってるんだけど、
ぜんっぜんっ音沙汰なしです。
どうも、日本では知名度かなり低いみたい。
この3枚目も、国内盤は企画がないんだって。
そりゃ、新譜出たの気付かんわな。
本国のアメリカぢゃ、
今をときめくノラ・ジョーンズやレイチェル・ヤマガタなんかと
いっしょにやったり、ボブ・ディランツアーの前座やったり
して、堅いリスナーをちゃんと増やしてメジャーな活動して
あっちこっちでごきげんなライブしてるみたいなのに。
CD、売れてないんだろうな・・・。
なんでだろ。
ザ・バンドとか
ボブ・ディランとか
CSNYとか
ジョニ・ミッチェルとか
あと、
キャロル・キングとか
ジェイムス・テイラーとか
そういうの好きな人なら
絶対引っかかると思うんだけど。
今風なら、それこそ
ノラ・ジョーンズとか
エイモス・リーとか
多分、
Gラブとかジャック・ジョンソンとか
ドナボン・フランケンライターとか、
そういうの好きな人でも全然いけそうなんだけど。
Gラブ一派やベン・ハーパーなんかより
素直なフォークソングをとても丁寧に
ちゃーんと“音”にして、やってます。
いや、別にGラブもベン・ハーパーも全然
嫌いじゃないですよ。
でも、丁寧さが全然違う。
何度も言うけど、30歳代とはとても思えない。
だから、みんなで聴きません?
レイ・ラモンターニュ。
これまで出てるCDたちです。
左下が1枚目。
元気でキレイでいいです。
とても素直にフォークロックやってます。
地味にうまいです。
で、上段が問題の2枚目。
このアルバムの美しさは
ニール・ヤングのアフター・ザ・ゴールドラッシュとか
ジョニ・ミッチェルのブルーとかに負けずとも劣らないと思ふ。
すごいよ、ほんと。世紀の名盤ではないかと。個人的には。
探したら、前にもこのアルバムは紹介してました。
こちらで。
右下がライブアルバム(4曲だけだけど)。
これも、国内盤の企画が無いです(笑)。
ホントかっこいいんだけどな、ライブは
スタヂオ盤と違ってすごいグルーヴしてる。
ジャックジョンソンなんかでおなじみの
ボナルー・ミュージック・フェスでの
しびれるぅギグの模様。あぁききたい!なまっ!
どうですか?1枚。
ご興味のある方は是非!
で、CDが売れて3枚目も国内盤が出て
来日が実現したら、
手染メ屋でツアー組むから、ね。
で、みんなで一緒に行きましょ。ラ・イ・ブ。
どうですか? みんなでレイ・ラモンターニュ。
店主@手染メ屋
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