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tezomeya日記

ピカソって・・・

長岡京あたりで飲んだくれた美しい日曜日。
その次の8日のマンディは
ヒメノさんの事務所で月イチ開催の
みるきくさろーねだった。

仕事早引けして、いそいそと大阪に繰り出す。
いや、ちゃんと仕事もしてますよ。染めてますよ、毎日。

今回はピカソでありました。
記録映画でした。
ピカソが絵を描いてるところを映してるドキュメンタリー。

なんかね、この人、描いてるうちにすごいことになるんだ。

人の顔描いてるのかと思ったら魚になって、
あぁオサカナさんに興味が移ったのねと思ってたら
ニワトリになっちゃったりして。

カメラが回ってるからだいぶ意識してたのかもだけど
それにしてもすごい。

どの絵も、なんのモデルもなくてただアトリエでピカソが好き勝手描いてるわけ。
だから、お決まりの女性の裸体から闘牛の雄牛までいろんなモチーフが出てくるんだけど、
デッサンからスタートするのもあればいきなり細部から描き出すのもあったり。
で、ほぼ完成形まで描いてから全部白く塗って紙貼ってやり直したり。

マタドールを角でのし上げてる動きの激しい雄牛を描いてたときなんかは、
いきなり牛の耳と頭から描き始めるんだもん。
で、ほぼ一筆書き的なさばき方で牛のアウトラインがあれよあれよと云う間に
できちゃう。
すなわち、頭から首、前足、お腹、後ろ足、尻尾、背中、首って行って最後に
最初の頭とつじつまがあってるわけ。

これはびっくりした。

動き回っている動的な牛がなぜだかスチールな状態で頭の中にくっきりはっきり
寸分違わずイメージされてるんだよ、このピカソって人は。
それをただ描くだけ。
牛のアウトライン1分もかかってなかったもの。

ボクは絵の才能がないからわからないけど、ほら、この集まりはヒメノさんの
お仕事柄もあってデザイナーさんとか多いわけでして、皆さん絵心ある人たち
ばかり。
みんなびっくり仰天してた。
ま、「天才」なんだからそうなんだろうけど、やっぱスゲーわ。スゲー人ってのは。

そんなびっくりな映画を50分も堪能した後は
再度サイレントで映像を流しながらみんなでお絵かきタイムっ!

ヒメノさんたちスタッフさんが画用紙と最新式クレヨンを用意してくれてて
それでカキコカキコしました。

今回一緒に来た図研むしまつのウエダさんは、いつも通りとってもポイントついた絵をたくさん描いてたんで、
頼んでボクの似顔絵も描いてもらった。

こんなの。

なんかね、だいたいいっつも絵描いてもらうと漫画チックになるんだよね。かなり。
どうも漫画的に描きやすいらしい。アタシの顔は。
うれしいのやらハヅカシイのやら、よくわからんが。
でも上田さんデブに描いてくれなくてありがとでした。あはは。

ちなみにボクの顔の下に少しだけ見えてるのは上田さんが描いたヒメノさん。
これがまたすこぶるそっくりだった(笑)。

なんて感じで夜は更けていきましたとさ。めでたしめでたしと。

さてさて、来月のこのミルキクサローネ・・・。
次回はワタクシメがオーガナイザーさせて頂きますです。

ネタは『宇宙』でございます。
皆様アーティスティックな方たちが多いので、その方面にはとんと
疎いワタクシメがお話しできるのはこんなネタかな、と。

知ってました?今年って、世界天文年っていうの!?
知ってます?来月22日にすんごいことが起こるの!?
ご存知です?今の最新の宇宙論ってとんでもないことになってるの!?

・・・いえいえすみません。そんなにもったいぶらずに
ちゃんと映像と併せてご紹介させて頂きます、ハイ。
宇宙の専門家でもないワタクシメが偉そうに説明するのもなんですが、
素人のボクがびっくりしたことを素人の目でそのまんま、ハイ。

また詳細は改めましてこのブログででもお知らせさせて頂きますです、ハイ。
もしご興味おありでしたら是非是非ご連絡くださいませ!

店主@手染メ屋
https://www.tezomeya.com/

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