tezomeya ブログ
皮算用なお話
今日は皮算用なお話をおひとつ。
少し前の話ですが、先週の1月23日(金)の読売新聞の朝刊くらし欄に手染メ屋の和紙ストールが掲載されました。
取材は昨年末に終わっていて、あとはいつリリースされるか待っておりまして、予定より3週間弱遅れての掲載。
今回は地域限定ではなく全国版のページ欄に掲載されるという事でした。
さぁ、ここから店主の儚き皮算用ゲームが始まります。
まず現在の読売新聞の朝刊全国発行部数を調べると、ウィキペディアによれば956万部。
日本の世帯総数が約5200万世帯なので、仮に全世帯がふつうに朝刊を1部ずつ取っているとして、
ものすごい粗い計算をすると5軒に1世帯が読売新聞読んでることになるんですね。
そんな媒体に載るんだったら、それなりにちゃんと準備しておかなきゃな、と思ったわけです。
まぁ概算で1000万部刷られたとしましよう。
で、5部につき1部くらいはちゃんと新聞に目を通されるだろう。
で、その目を通した10人のうち1人くらいはくらし欄のウチのアイテム記事を読むだろう(なんせ読売さん人気のあのコーナー「人生案内」の真上の位置でしたから)
で、そのうち50人に1人くらいはウチのアイテムに興味を持って、ネットで検索するだろう。
で、そのうち100人に1人くらいはポチッとオンラインショッピングをしてくれるんじゃないか・・・。
(この辺りは一応コンバージョン率から計算してたりします)
さぁ、これを計算しますと・・・
1000万÷5÷10÷50÷100=40
40件くらいの注文は来るんじゃないか、と考えたわけです。
ちなみに、8年前になりますが日経さんの夕刊(全国版)に吊オガTを同じくらいの紙面ボリュームで掲載頂いたことがありまして、このときは関連注文と思われるものが45件あったんです。
今の部数ですが、日経さんの夕刊はやはりウィキペディアによると139万部でした。
今回の読売さんはその約7倍弱の発行部数なので、この40件というのはかなり少なく見積もった数のつもりだったんですよ。
で、ふたを開けてみると・・・
関連注文、3件でした(笑)。
いや、ご注文頂いただけでもありがたいのです。
文句を言っているのではありません。
ご注文、本当にありがとうございました。
店主が電卓叩いて計算しているのを眺めながら番頭がよこから
「そんな計算通りいくわけないやん・・」
というのをしり目に
「いやいやいや、ちゃんと予想は立てておかないと!
ほら、ご迷惑を被るのはお客様なんだからさっ!
それなりに準備はしておかないとっ!」
と、平常心を装いながらも鼻息荒く答えてたのですが、今思えば、番頭のいう事に耳を傾けておいてよかったな、と。
調子に乗って和紙生地メーカーさんに大きなこと言って馬鹿みたいに仕入れておかなくてよかったな、と今は番頭に感謝感激雨あられでございます(笑)
まぁ、ここ3週間ほど、いい夢見させて頂きましたハイ。
読売新聞様、ご掲載ありがとうございました。
また引き続き何かお取り上げ頂けましたら幸いでございます。
そして、店主は今回皮算用なタヌキと化してしまいましたが、そんなこととは関係なく、和紙ストールは本当に素晴らしい商品です。こんなに軽くて暖かい素材を当方は知りません。
もちろん手洗いであれば洗剤使用しての洗濯OKです。
だって、90℃オーバーで染色してるくらいですから。
是非また一度お試し頂けましたら幸いです。
現在、和紙ストールでしたらすぐに発送が可能な色が多いです。
え、なぜって?
そこは、ほら、推し量っていただけましたら幸いでございます(笑)
和紙ストールのショッピングページはこちらです。
商品説明もこちらにございます。
皆様のご利用、心よりお待ち申し上げておりますm(__)m
(・・・と結局最後は宣伝・・)