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2015春夏新作 進行中!
染め技法

2015春夏新作 進行中!

昨日20日は大寒。二十四節季では一年で最も寒さが厳しい日だそうです。
そんな日に工房では2015春夏の新作用素材の試染めが仕上がりました。

手染メ屋のアイテムはほぼ全てがいわゆる“製品染め”。
生機(きばた)の素材を縫製先さんで縫ってもらって、服に仕上がってから工房内で染めます。

そうすると、染色工程で生地がかなり縮みます。

なので、その生地の縮みを計算したサイズに服を作らないといけません。
サイズは生地を裁断するときに使用する型紙(パターン)で決まります。
ということは、型紙を依頼するパタンナーさんにまずこの生地の収縮率を伝えないといけません。

手染メ屋の生地はたいてい生機(洗いやセットなどが行われていない生地)状態で縫製するため、20%以上縮んだりするんです。
なので、その縮率を逆算した型紙を作ってもらいます。

そのための縮率計算と発色確認のための生地試し染めが、シーズン最初の仕事。

この春夏は軽めの天竺でボーダーアイテム作ります!
現在定番で紹介しているバスクシャツとはまた違ったピッチと生地感です。

色もいい感じに入りました。
そして、やっぱり横方向に20%以上縮んでます(笑)。

さ、明日はパタンナーさんにデザイン指示。
冬まっただ中ですが、やがて来る春のぽかぽか感を想像しながら、粛々と新作作業進めてまいります。

どうぞ 乞うご期待でございますm(__)m

定番のバスクシャツのページはこちら
https://www.tezomeya.com/

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