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酸とアルカリで染め分ける桜染め  ~tezomeyaの理科 Zoomワークショップ

酸とアルカリで染め分ける桜染め  ~tezomeyaの理科 Zoomワークショップ

『酸とアルカリで染め分ける桜染め』
~tezomeyaの理科 Zoomワークショップ

日 時 2022年3月26日(土)
13時スタート ~16時終了予定
場 所 tezomeya工房からZoom中継
費 用 2,500円(税込)
※被染物のシルク生地など材料費・消耗品・送料を含みます
※事前に参加者に材料などをお送りいたします
※このほかにご自宅でご用意いただく物が下記にございます
定 員 先着20名様    定員締め切り
お申込 お問合せフォーム
※項目から「tezomeyaのイベント教室」をお選びください
ご用意
頂く物

ガスコンロもしくは電磁調理器 1口分
②3L以上入るステンレス鍋 1個
③3L以上入る洗面器・ボウルなど(プラスチックOK) 1個
④菜箸(ただし少し染まります) 1組
500cc計量カップ 1個
⑥30㎝くらいの定規(プラスチックOK) 1本
⑦米酢 少々(小さじ2程度しか使いません)
⑧デジタルスケールもしくは計量スプーン(小さじ) 1個
中厚手くらいの台所用ゴム手袋 1組

※酸とアルカリの染めを同時にされたい方は①~④を2点ずつご用意ください。

         ※本イベントは定員に達したため募集を締め切りました(3月2日)

2022年に入ってはや2ヶ月が過ぎてしまいました。今冬は例年以上に寒さが厳しいような気がしますが、春の訪れを少しずつ感じる日が増えてきたようにも思います。本格的な春の到来はまだ少し先になりそうですが、今回のtezomeya Zoomワークショップでは少し理科的な解説をしながら「春」を感じる染めをしようと思います。

春といえばもちろん・・・

そう、桜です!
今回は春の代表、桜を使用し、桜の香りに包まれながらのZoomワークショップです。

「花が咲く直前の桜の樹皮や枝で染めるとピンク色に染まる」ということは人間国宝の染織家、志村ふくみさんが『一色一生』という著書で表し、国語の教科書にも取り上げられたのでご存じの方も多いと思います。ただ桜は「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざがあるように、素人が剪定するにはリスクが高い樹ですし、またどうせ剪定するなら花が終わってからにしようと思うものです。開花前の桜染めがしたい!と思ってもそう簡単に手に入るものではないのですが・・・今回のこのワークショップは兵庫県明石市の長陽造園株式会社様のご好意で、剪定したソメイヨシノの枝を分けていただき実現しました。長陽造園さん、ありがとうございます!!

今回はこの桜を使って染めながら酸とアルカリのお話をしたいと思います。
皆さん、中学校の理科で酸とアルカリについて勉強しましたよね? リトマス紙が赤になったり青になったりする、「酸性・中性・アルカリ性」のあれです。酸やアルカリなどの性質は実は染色にもとても関係があるんです。まずは実際にテスト染めをした絹生地を見ていただきましょう。

画像がちょっと暗いですが、ピンクとイエローの2色に染まっているのがおわかりでしょうか?
ピンクはまさしく志村ふくみさんがおっしゃった「桜色」のイメージですね。イエローの方も春らしく優しい色合いです。この2色、酸とアルカリの性質を使って簡単に染め分けられるんです・・・

酸とアルカリのちょっとした実験染め、学生時代に戻って一緒に試してみませんか?

なお、今回の染めは2色を一度に体験される方は上記「ご用意いただくもの」の欄に記載しておりますように、2つ必要な道具がございます。「どちらか1つをZoomで一緒に試してもう1色は後で自分でやってみよう」という方は1つのみで結構です。材料は2色分お送りしますのでご都合に合わせてどうぞ。

また今回の「実験染め」では生地はこちらで用意した約20cm × 35cmの絹地をお送りします。重さは10gですのでもしご自分で絹のハンカチなど、同じくらいの重さのものをご用意いただけましたらそちらをご使用いただいても結構です(ただし今回の染め方では綿・麻はほとんど染まりませんので絹をご用意ください)。

桜の香りに包まれながらの実験染め、いつもの通り先着順、今回は20名様です。
是非是非お気軽にお申し込みくださいませ!

https://www.tezomeya.com

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