メールマガジン

2016年2月

皆様

いつもお世話になっております。手染メ屋の青木でございます。

先月のメルマガでは、1月を「卯月」などとのたまってしまい本当に申し訳ありませんでした。
新年早々学の無さがバレてしまうという、ある意味とても等身大な一年の幕開けとなってしまいました・・。

今月はそのあたり注意して神妙にお知らせいたしたいと思います。
・・と言いながら、もう2月も末の末ですが。。すみません、メルマガ配信が遅くなってしまいましたm(__)m


さて話は変わりますが当方、誕生日が1月でして、先月で49歳になりました。
番頭と「うわ、あと1年で50かぁ。映画とかJRとか安くなるなぁ♪」などと話しているときに、
ふと「そういえば四十にして惑わずの次ってなんだっけ?」って話に。

ご存知、孔子さんのお言葉ですね。で、調べてみると・・・


・・・とマクラはさておき、今月は軽めのお知らせコーナーでございます。


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◎― 虫から採れる赤色ワークショップ開催します! ―◎

・・・と言いながら、すみません、定員いっぱいになってしまいました。。

★伝統色のワークショップ2016 第一回
 『カイガラムシから採る鮮やかな赤』
  ●日時: 2016年3月5日(土)13時~
  ●場所: 手染メ屋
  ●費用: 5,400円
  ●人数: 8名 先着順 ※定員締切となってしまいましたm(__)m

詳しくはこちら
https://www.tezomeya.com/ja/workshop/etc/dentou16-01.html

先月にも速報でお報せしましたイベントですが、すみません、昨日で定員となってしまいました。
昨年末の紅花のイベントがあまりに不人気だったため今回は早めにfacebookにてまずお知らせしていたのですが、
その募集で今回は定員締切となってしまいました。大変申し訳ありません。

ですが、キャンセルなどまた募集させて頂くこともあろうかと思います。
現在、facebookページがもっともはやい情報源となっております。
https://www.facebook.com/events/237402499933990/

もしよろしければ是非チェック頂けましたら幸いですm(__)m



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◎― 速報! 新作製作中です ―◎

今回は春夏物としてレディス2点およびサイズ拡大アイテム1点を鋭意企画中でございます!

★らくらくなニットマキシスカート!

★人気和紙混素材で涼しいレディスノースリブラウス!

★吊オーガニックチュニックのLサイズ追加!
https://www.tezomeya.com/ja/webshop/ko001.html

試作は完成しており、現在本番用アイテムの製作中です。
出来るだけ早くサイトアップする予定です。
また、まだ確定しておりませんが4月の東京での百貨店さん催事イベントにもお持ちします!

来月にはもう少しお知らせが具体的にできるかもしれません。
乞うご期待でございます!


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◎― 昔のメルマガご覧いただけます! ―◎

★Tezomeya メールマガジンライブラリー
https://www.tezomeya.com/jpmagazine/

2007年から始めたメールマガジンももうすぐ10年。
ごくごく一部の方々からのリクエストを頂きまして、これまでのメルマガ書庫が先月完成しております。
カテゴリー分けなどまだ出来ていないのですが、一旦これまでのメルマガを全て格納しております。
前月までのメルマガがこちらに格納されております。
お時間おありでしたらぜひまた覗いて頂ければ幸いです。

また、お気軽にメルマガ登録頂けるフォームも作成いたしました。
もしご興味がおありのお連れ様などいらっしゃいましたら是非ご紹介いただければと思いますm(__)m

メルマガ登録フォームはこちらです↓
https://www.tezomeya.com/ja/mailregi/mailform/

今後とも当メルマガを何卒よろしくお願い致します。


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・・・・
50歳は、
「五十にして天命を知る」でした。
そうそう、50歳になれば、天から授けられた使命を悟るってことでした。

残念ながらまだそのような天命に気づく予兆は全くないですし、神託が下りてくるような気配も全くございません。。
そもそも不惑の四十を優に越えてもあちらこちら惑わされっぱなしで偏見の権化のようなわがままぶりですし、
孔子さんがおっしゃるような年の取り方は選ばれた民だけのものなのでしょう、おそらく。

で、そうだそうだと思い孔子さんが2500年前におっしゃっていた年齢譚をもう一回全部復習してみると・・

・十有五にして学に志す ~15歳で学問はじめて、
・三十にして立つ ~30歳で学問の基礎ができて自立が出来て、
・四十にして惑わず ~40歳で枠にとらわれることなく自由に物事を見ることができるようになって、
・五十にして天命を知る ~50歳で自分がどのような役割をもってこの世に生まれてきたかを知り、
・六十にして耳したがう ~60歳で何を聞いても素直に受け入れることができるようになり、
・七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)をこえず ~70歳で心の赴くままに行動しても世の道理を違えることがなくなった

ということでした。そうでしたそうでした。
これ、孔子さんが晩年すなわち70歳超えてからおっしゃってることですね。
若輩モノの当方はまぁそんなにうまくは歳とれないだろうと思っているのですが、
これ、うがった見方をすると、少々ボケ始めたおじいちゃんがなんか好き勝手言ってるように聞こえませんか?

「わしゃあ、15から一生懸命勉強はじめて、30にはもういっぱしの学者になってじゃな、40歳には偏見に惑わされること無くなったんじゃ、
そして、50になった時にはわしのやるべきことがしっかりわかったんじゃよ。まぁ『社会の使命』ってやつじゃな!
で、60になった時にはもうヒトサマの意見もすべて謙虚に聴けるようになってじゃな、で、
70歳になった今は、もう、ワシの意思と天命と社会が全部一致して、何をしても迷惑をかけん存在になったんじゃ。すごいじゃろぉ」

みたいな。
うーん、申し訳ないのですが、こんなとらえ方をすると頑固で自分の話しかしなくなったおじいちゃんの自慢話にしか聞こえない・・・。

いや、なにも孔子さんがそういう人だったって決めつけて言ってるんじゃないですよ。
孔子さんは本当に素晴らしい方だったのでしょう。でも、みんながみんなそんな達観した域に達せるわけではないですよね。

ですが、こういうお話しぶりをされるご年配の方たちと同席させて頂くこともたまにあるわけでして(苦笑)。。。

少なくとも、自分は70歳になってもそんなこと言わないおじいちゃんになろう、と改めてココロに誓った49歳の冬、でした。
孔子さんが本来考えておられた意図とは違う理解かもしれませんけど。

番頭:「いや、あなたはそういうこと真っ先に言いそうですね、ええ。」
店主:_| ̄|○ 



と、今月は3つのお知らせでした。
まだまだ寒い日が続きそうです。花粉もそろそろとんでまいりました。
皆様もくれぐれもご自愛くださいます様。
そして、今月も来月も変わらず何卒宜しくお願い致します。


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