メールマガジン
2021年2月
皆さま
いつもお世話になっております。tezomeya店主でございます。
年始のあの驚異的な寒さがひと段落し、京都はいつもの冬の風情が戻ってまいりました。
まだ雪積もりがありませんが。
皆さまの周りはいかがでしょうか?
私事で恐縮ですが、私、何十年ぶりに大学受験の試験を先日受けてきました・・・
・・・と、マクラは後回しにしましてまずはお知らせです。
本日は、Zoomワークショップ募集スタートなどいくつかのお知らせです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
◎― Zoomでコチニール染めワークショップ企画します! ― ◎
★『虫を使って自宅で染めよう!』~Zoomワークショップ
●日時:2021年2月27日(土)13時スタート(16時ころ終了予定)
●場所:tezomeya工房内よりZoomにて遠隔ワークショップ
●費用:おひとり4,950円(税込、被染物・材料・送料込み)
●募集人数:14名(定員になり次第締め切り)
↓↓申込方法など詳細はこちら↓↓
https://www.tezomeya.com/jpblog/2021/02/06/workshop/
本年9月に開催しご好評をいただきましたZoomワークショップの第二弾です!
今回はコチニールを使い、台所で手軽に染色できる方法をZoomで指導しながら実際に作業をしていただきます。
必要な材料はこちらから発送し、ご家庭にあるものはご自分でご用意いただきます。
虫を使った赤紫色を、ご家庭の台所で手軽にできる染色方法「同浴染め」で一緒に染めましょう。
お申込は先着順です。お申込や詳しくは、以下のページをご覧ください。
↓↓申込方法など詳細はこちら↓↓
https://www.tezomeya.com/jpblog/2021/02/06/workshop/
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
◎― 新しいリーフレットが完成しました! ― ◎
tezomeyaのニット素材のことを紹介したリーフレット「tezomeyaの吊編みアイテム」が完成しました!
私たちが使っているニットは全て和歌山の「カネキチ工業」さんが「吊編機(つりあみき)」という昔の機械を使って丁寧に編んで下さっています。
この吊編機って、とても素晴らしい機械なのですが、そんな吊編機のことと、その吊編機で作られたtezomeyaの定番アイテムのご紹介をさせて頂いております。
商品発送など、いろいろな機会の折に同梱させていただきます。
これまで商品発送の際に同梱していた「tezomeyaの色」と併せて、お時間おありの際にでもぜひご覧頂ければと思います。
↓↓吊編機とカネキチ工業さんのことはこちら↓↓
https://www.tezomeya.com/jpblog/2017/01/01/%e5%90%8a%e3%82%8a%e3%81%a8%e3%82%ab%e3%83%8d%e3%82%ad%e3%83%81%e5%b7%a5%e6%a5%ad%e3%81%95%e3%82%93/
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
◎― ウール素材首巻アイテム、暗礁に乗り上げ中です ― ◎
昨年から進めているウール素材の新アイテムですが、暗礁に乗り上げています・・。
風合も色も価格もばっちりなところまで行ったのですが、染色後にかなりの頻度で発生するトラブルの解決策がなかなか決まりません・・。
読者の中にはアパレル関係の方もいらっしゃるかもなので少しだけ詳細をお伝えしますと、
「スナッギング」が良く起きてしまい、そこから場合によっては生地に穴があくというトラブルが起きます。
カネキチ工業さんにお願いしてとても甘めに編んでいただき、しかも染色しても縮みにくい丈夫な毛糸を使用しているので、結果としてスナッグが起こり易い、という現象が発生します。
染色作業でどこが問題なのかをずっと調査中です。
なんとかクリアして商品化したいと思います。今しばらくお待ちくださいませm(__)m
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・・・
大学受験・・。
正確に言えば大学院の試験、通称「院試」です。
ご縁をいただき一昨年から京都光華女子大学で教員の仕事をしておりますが、大学教員になった最重要目的の一つが「研究活動」です。
天然染料を使った染色方法について調べ物をして、そこから「こんな染め方がいいんじゃないの?」という仮説を立てて、その仮説が正しいかどうかの染色実験をして、その結果から分かったことや分からなかったことを考察して、そのことを報告して同じ種類の研究している人と共有をして、そしてわからなかったことについてまた調べ物をして・・・
この、
「調査」⇒「仮説」⇒「実験」⇒「考察」⇒「発表」⇒「調査」・・・
といったエンドレスなスパイラルが「研究活動」ですよね。
この研究活動をするにはちゃんとした訓練が必要なようです。
その訓練を受けて、「あぁ、君は研究活動がまっとうにできるようになったね」というお墨付きが「博士号」なのですよね。
研究活動について、私はこれまでちゃんとした訓練を全く受けていません。だって卒論だけ出して卒業した「学士」ですから。
この、博士号を取らずして偉そうにあーでもないこーでもないなどと研究したことを言うのは、なんか申し訳ないなぁ、と思うようになりました。
ということで、せめてまずは研究者のスタートラインに立たせていただくために、京都工芸繊維大学大学院後期博士課程へ進学して博士号取得を目指す所存でございます。
で、それには大学院に入るための試験を通らないといけないわけでして、その試験が先日の水曜日だったのです。
こんな年齢になってからの受験勉強は本当に厳しいです。
だって、英単語とか全然覚えられないですから。
「英語論文重要語彙717」という単語集を買いました。
で、仕事の合間を縫って時間つくって何とか読み書きして勉強するのですが、その次の日にはびっくりするくらい頭の中が綺麗にリセットされてしまっています。
ペーパーテストの試験科目だった英語は全く自信ありませんです・・・。
面接のほうは、例の口八丁手八丁で何とか切り抜けましたけど(苦笑)。
泣いても笑っても2月17日の発表で合否がわかります。
また機会を見て合否のお伝えいたします。
落ちてたら笑ってやってください。
通ってたら4月から54歳のオッサン(というより初老)大学院生です。
もし通ったらまず試してみたいのがこの容姿で学割が利くのかどうか、です。映画館とか学割価格になるのかなぁww
・・・私事を長々と失礼いたしました。
いずれにせよ、今年も引き続き「コロナを言い訳にしない!」をスローガンに店主・番頭・スタッフとも頑張ります。
本年も変わらずtezomeyaを何卒よろしくお願い申し上げます。
追伸
時々tezomeyaお知らせメールをお送りさせていただいておりますが、ご迷惑でしたらこのままご返送くださいませ。
以降、当方からのメール送信はご遠慮させていただきます。
___________________________________________
天然色工房 tezomeya
青木 正明
〒604-0983
京都市中京区麩屋町通夷川上る笹屋町456-2F
TEL 075-211-1498
https://www.tezomeya.com/
※日・月・火曜定休です(月・火祝日の場合は営業)
★twitter
@tezomeya
★メルマガ登録はこちらからどうぞ!
https://www.tezomeya.com/ja/mailregi/mailform/
___________________________________________